こんにちは。徳丸です。
昇格/昇進試験を受ける方、こんな悩みをお持ちではないでしょうか?
- どんな対策をすればいいのかわからない
- ネットで調べても、抽象的な内容ばかりで、自分の対策に落とし込めない
これは、昇格試験を初めて受けたときの、私の悩みです。

周りからのプレッシャーもあり、徳丸は鬱になりました。その話はプロフィールにて・・・
また、人事課長をやるようになってからも、
昇格試験で悩んでいる人からたくさん相談を受けてきました。
「昇格試験で苦しんでいる方を救いたい」
そんな思いで、多くの同僚・後輩を合格に導いてきた、
徳丸流の「人事面接の対策ロードマップ」をお伝えします。
昇格試験とは?
会社での役職を上げる際に、受ける試験のことです。
この試験は、昇格後の役割や責任を担うために必要なスキルや知識、人格などを持っていることを確認するために設計されています。
昇格試験は、以下のようなものがあります。
- 筆記試験
- 論文試験
- 人材アセスメント試験
- 人事面接(役員面接含む)
この中で、最も対策が難しいのが人事面接です。
人事担当である、わたくし徳丸が人事面接の対策について、解説します。
人事面接の対策ロードマップ
5ステップで解説します。
管理職・係長試験、両方に対応しています。
STEP1:面接官の「評価項目」を知る
人事面接攻略のカギは、「評価項目」を知るということです。
みなさん、評価項目は知っていますか?
面接官は皆さんを評価するにあたって、人事の設定した「評価項目」で評価をします。
実際には、面接官が持っている面接マニュアルに「評価項目」の記載があります。
であれば、、
この評価項目さえ、知っていれば、
その項目で加点されるように、エピソードを準備すればいいと思いませんか?
何を評価されてるかわからない状態でやみくもにアピールするより、
よっぽど合格しやすいです。
なので、
最優先事項として「評価項目」を押さえましょう
評価項目についての詳細は、以下の記事で紹介しています。

STEP2:評価項目に対する成果エピソードを整理する
STEP1で「評価項目」を押さえたら、
次は、各項目で加点されるようなエピソードを整理しましょう。
整理の仕方は何でもいいですが、スプレッドシートなどでまとめていきましょう。
こんなイメージです。
評価項目 | エピソード |
---|---|
部下の育成 | 現状のスキル把握として、組織のスキルマップを作成 5年後の組織に必要なスキル人材と現在のスキル人材のギャップを分析・・・(つづく) | 計画的人材育成と組織的人材育成の両面を意識して育成を実施
この整理の仕方については、教材を作ってみたので、興味のある方は こちら
STEP3:想定問答集をつくる(質問と回答例)
まず、想定質問は、わりと情報が出回りやすいので、前年に昇格試験を受けた先輩などから入手してください。
一般的によく聞かれる質問は、以下の記事で紹介しています。

STEP2で、評価項目に対するエピソードをしっかりと整理できていれば、
回答案はすらすらと作れるでしょう。
逆に、回答がなかなか思いつかない方は、エピソード整理が不十分と思われます。
STEP2をがんばりましょう。
また、想定問答集で注意なのが、
想定外の質問が来た時に、フリーズしてしまう
こと。
いやいや、と思うかもしれませんが、
準備をしっかりすればするほど、それ以外の質問が来たときの対応に困る方が本当に多いので注意です。
なので、あくまで、いくつかの質問に対する回答の練習くらいに思っておいて
どんな質問が来ても、一貫性のある回答ができるようにしておきましょう。
面接官は、いろいろな角度からの質問をして、受験者の回答に矛盾が無いかをチェックしてきます。
試験のために、表面的に回答を準備してきたのではなく
常日頃から自分なりの哲学をもって、仕事について考えているか
を見たいからです。
表面的な準備しかしていない人は、ここで落ちます。

本当は日頃から思考しているのがベストですが、できてない人は、STEP2のエピソードの整理でリカバリを。
STEP4:面接練習をする
徳丸調べですが、面接練習をするか否かで、合格率が変わるという統計があります。

徳丸独自のデータです
プロと面接練習すると合格率が上がる

データ数:N=16
データ期間:2020年4月~2023年9月
ここから言えること:面接練習は絶対にやりましょう。
そして、できれば面接のプロにお願いしましょう。
合格率を飛躍的に高めます。
面接練習の詳細については、以下の記事で説明しています。

STEP5:面接本番
一番大事なことをいいます。
「自分の言葉」で話しましょう
取り繕ったり、誇大表現すると、
ほころびが出て、面接官に突っ込まれて撃沈します。
ここまでしっかり準備したあなたなら、
準備してきたものを、ありのままのあなたで伝えれば大丈夫です。
面接官をやっているのでわかりますが、
覚悟を決めて、必死に準備してきた
その姿勢は、必ず面接官に伝わります。
自分の言葉で合格できるように、本番まで準備を頑張りましょう。
この対策の流れを、さらに具体的に行動するためのガイド教材を作りました。
興味ある方は、トクマル部 公式ラインで「ガイドの詳細」とキーワードを送ってください。
ガイドの詳細を自動応答にてお送りします。
LINEを使いたくない方は、メニュー上部の「お問い合わせ」からキーワードを送ってもらっても結構です。
(名前は本名じゃなくてOKですよ~)
ただし、手動で返信しますので、少し返信に時間がかかります、ご了承ください。。
書籍での対策はあり?なし?
結論、目的によっては「あり」です。
書籍での対策が有効なもの
書籍での対策が有効なものは、この2つ。
- 管理職の役割を学ぶ系
- リーダーシップ論を学ぶ系
なぜなら、これらは「仕事の哲学」として自分の中に落とし込む必要があるので、
抽象的に書かれている書籍で学び、自分の中に嚙み砕いて落としていくやり方が
相性がいいです。
書籍での対策が有効でないもの
書籍での対策が有効でないのは、以下
- 面接試験のノウハウ系
なぜなら、
書籍は内容が抽象的になりやすく、ノウハウとして活用しにくい傾向があります。
なんとなくわかった気になるが、結局、うまく自分に適用できない結果になりやすいです。
面接対策としておすすめの本は、以下の記事で紹介しています。

コメント
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[…] 人事面接試験の対策まとめ【昇格/昇進試験】(管理職/係長) […]