【2週間で対策】昇格・昇進面接の対策まとめ(管理職・係長試験)

昇格面接対策まとめ
このような方向け

昇格・昇進試験の面接の対策を「2週間」でやりきりたい方

昇格試験の話をもらった瞬間はモチベーションあったものの、なかなか手に付かず、気づけば本番2週間前。

何をやったらいいのか整理できていない方に「2週間で合格するベストプラクティス」を紹介します。

私のまわりで、合格実績あり(8人中8人合格)です。※コンサル業務は行ってませんのであしからず。

まだ大丈夫!2週間全力でやれば間に合います!

トクマル
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昇格面接の面接官をしています。面接官からの目線もお伝えします

※昇格面接対策のおすすめ本は以下の記事で紹介しています。

目次

落ちる人の特徴を分析(人事目線)

私の会社の統計情報で申し訳ないですが、事前の面接練習をしてる人としてない人の合否の傾向を分析してみました。

「面接練習をしていない人の75%が不合格になっている」「プロと面接練習した人が67%合格している」ことがわかります。

とにかく、1回でもいいから面接練習をやること!! これが合格の肝です。

そして、できれば上司ではなく、プロの方にやってもらいましょう(おすすめは後述)

トクマル
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面接練習をやった方はわかると思いますが「どんな質問にはすらすら答えられて」「どんな質問に答えを窮するか」が明確にわかるのでやるのとやらないのでは全然違います。

まずは、2週間対策プランのスケジュール

とにかく面接練習が大事です。

面接練習を2回組み込んだプランにしてます(難しければ1回だけでも必ずやる)

この2週間、仕事は無理やりでも定時であがりましょう。

トクマル
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仕事休める人は休んで準備に時間を使いましょう。それほど大事なイベントです。

実践編!対策の具体的な進め方ガイド

Day1【STEP0】
⓪面接練習のアポ取り

※重要※
最初に面接練習1回目の日程調整をしましょう。
準備不足でもいいので受かりたいならまずやる!

後にまわすと、結局ずるずるやらないのが人間の性。先にアポすることで、自分に締め切りの制約を作るのです。

そして、身近な人よりも、人事のプロにお願いしましょう。(上司と面接練習をやらされることもありますが、それは建前でやっといて、プロとやりましょう笑)

サービスは何でもいいですが、私は「ストアカ」で元人事のプロの方に面接練習をしてもらいました。

トクマル
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評価する側(人事)の目線で「どう評価してるのか」「こうアピールすれば通りやすい」とか、裏事情も踏まえたアドバイスが貰えます。

※ストアカで私が利用したのが、Mr.人事部長こと菅原秀樹さんの「昇格・昇進試験の面接対策」コースです。1on1のビデオ通話で、模擬面接をやってもらえます。

ストアカ(Mr.人事部長さんのコース)でやってもらえたこと

  • 実戦形式の模擬面接
  • 改善点、アドバイス
  • 人事目線での評価のしかた(人事の裏事情、評価のからくり)
  • リモート面接でのアドバイス(照明の工夫とか)

2回目の面接練習では向山さんの「模擬面接」のコースを受けました。転職と記載がありますが、昇格・昇進試験も対応してます。

こちらも経験豊富な先生から改善アドバイスをもらえるので、どちらか好きな方でいいと思います。

トクマル
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体系立てたアドバイスが貰えるので、向山さんのコースを1回目に受けた方がよかったかも

Day1-3【STEP1】
①アピールポイント整理

手順1

昇格試験の「評価軸」を調べる(会社で公表されてる or 上司に聞く)

参考に、私の知っている評価軸を載せます。

課題設定力 / 情報把握力 / 分析力 / 決断力

策定力 / 実行管理力 / 計画組織力

トクマル
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もし会社で評価軸の情報を入手できなければ、上記を流用しましょう。※だいたいどこの会社も同じです

手順2

各評価軸ごとに、アピールできる内容を整理する(EXCEL/スプレッドシート)

スクロールできます
評価軸評価軸の内容アピール内容
課題設定力幅広い視野に立って的確なビジョン
を立案し、実行に向けて実践可能な
課題を設定する能力
A案件で以下の課題を設定した実績。
■ビジョン
どのような状況下でも業務継続可能なチームを目指す。
■当時の現状
A案件にて作業ノウハウの属人化状態で誰かが不在に
なった場合に業務継続が困難になる。
■課題
①業務に必要なスキルマップを作成し、メンバのスキル
 保有状況を視える化する。
②メンバ毎にスキル習得計画を策定する。
③作業をローテーションし、スキルの習得を図る。
アウトプット①:アピールポイント整理

【ゴール】
アピールポイント整理表が完成したらSTEP1完了です。
ここまで3日で終わらせましょう!!

トクマル
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次ステップでは、このアピール内容を盛り込んだ想定問答集づくりをしていきます

Day4-6【STEP2】
②想定問答集づくり

手順

過去問(面接メモ)をゲットして、想定問答集をつくる

まず、職場の先輩から、過去の面接メモを入手して質問一覧を作成しましょう。

トクマル
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質問の傾向は毎年同じことが多いです

質問に対して、回答内容を作成します。

スクロールできます
質問回答アピール軸
職場の課題は何ですか?作業平準化ができていなく、残業が多いメンバが固定化しており
健康面でのリスクあり。
課題設定力
それはなぜですか?スキル展開ができていなく、各メンバが実施できる作業に偏りが
ある(属人化)
分析力
それはなぜですか?スキル展開するための作業手順書がつくれていない …
アウトプット②:想定問答集

「アピール軸」という列をつくり、質問に対するアピール要素を明確化する

一つの質問に対して「なぜ?」の深堀りの質問を3個(以上)つく

トクマル
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面接では必ず深堀りされるので「なぜなぜ分析」しときましょう

【ゴール】
想定問答集が埋まったら、STEP2完了です。
完璧でなくていいので、6日目に終わらせましょう!!
面接練習1回目では、あまりうまくいかない結果になると思うので、そこでテコ入れしていきます。

Day7【STEP3】
③面接練習1回目

手順

誰かに面接練習をしてもらう(プロにお願いする

トクマル
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⓪で予約しているはずなので、あとはプロに任せて実践するだけ!

【ゴール】
面接練習1回目ができたら、STEP3完了です。
うまくできた部分、まだ対策が必要な部分を整理しておきましょう。
1週間お疲れ様でした!!

Day8-10【STEP4】
④弱点補強

手順

面接練習1回目でうまく回答できなかった部分の深堀りをする

具体的には、想定問答集に以下の内容を追加する

  • 想定してなかった「新しい質問&回答」の追加
  • 想定してたが「深堀りが足りなかった質問&回答」の強化

2種類の深堀りを意識すると、多角的な深堀りができます。
・縦の深堀り:「なんで?」
  例)なんでその対策をしたの?
・横の深堀り:「他には?」
  例)他に工夫したことは?

【ゴール】
想定問答集の補強ができたら、STEP4完了です。
ここまで来たら8割くらい完成です。

Day11【STEP5】
⑤面接練習2回目

面接練習1回目と同じです。だれか(プロ)に実践練習をみてもらいましょう。

できれば、1回目のときとは別の人に見てもらいましょう。

トクマル
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違う観点からのアドバイスを貰えて、対策の幅が広がります

Day12-13【STEP6】
⑥ブラッシュアップ

④補強とやることは同じです。

面接練習2回目の結果をもとに、最終仕上げをしましょう!

もしまだ自信がないのであれば、最後にもう一度、面接練習を入れましょう。
実践が一番効きます。

ここまで実施された方、お疲れさまでした。
たった2週間ですが、かなり自信がついてませんか?
「実践」⇒「改善」を2回繰り返すことで「自身の理解が深まっていること」が自信につながっています。

トクマル
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自信をもって、面接本番挑みましょう。

まとめ:面接対策は2週間で何とかなる!

2週間で昇格試験の面接対策をやりきるプランを紹介しました。

トクマル
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私の体験談的なところも含めて、最もおすすめなやり方にしてます

「業務も忙しいし、試験対策もやる気おきない・・・」

私もそうでした。

しかし、昇格したいま、年収も上がり、転職の条件もよくなりました。

昇格試験は、一生のうちに数少ないチャンスです。昇格して自分の市場価値を高めましょう。

今日「この瞬間」から頑張れば絶対間に合います!

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トクマル
SIer人事担当
大手SIer勤務。最早で課長職へ昇格。
現在は人事担当。
前職場ではインフラエンジニアを経験。
昇格試験はコツが必要。ノウハウを知っていれば合格率はグンと上がります。
不透明な昇格試験に翻弄されている方の一助を目指すブログです。

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