【チート級】昇格面接の「評価項目」を人事課長が解説|合格基準のあいまいさを解消!
どうも。徳丸です。
早速ですが、
昇格面接で評価される「評価項目」を知ってる?
シンプルに、どんな観点で評価されてるのか知ってたら、超有利。
なのに、この情報ってあまり流通していない。
なぜなら、
人事が情報を出さないようにしてるから
この情報が出回ると、皆が質のいい対策をしてきて、候補者のふるい落としが難しくなるのが困る。
この不透明な昇格試験の制度を変えるべく、この超有益な情報を発信する。
「評価項目」って、なに?
昇格面接の面接官は「面接マニュアル」を元に面接を行う。
このマニュアルには、
- 評価項目
- 評価項目の定義
- 加点基準
が書かれている。
なぜか?
これがないと、面接官ごとに、合否の付け方が不平等になってしまうからだ。
合否の付け方が不平等になると、各組織からクレームが来る。
クレームが来ると、人事は困る。
それを避けるために定められた、面接官の絶対的なルールが
評価項目をもとに、候補者を評価する
ということ。
この評価項目を事前に知っておけば、それに対応したエピソードを準備すればいいだけ。
これで合格。
対策の仕方さえ間違わなければ、けっこう簡単なのだ。
では、早速、評価項目を解説する。
昇格面接での評価項目(評価基準)13項目
ほとんどの企業がこれに近い評価項目を採用してるので、参考になる。
企画・立案、実務の実施
評価項目 | 行動 |
---|---|
①知識・情報収集 | 業務に関連する知識の習得・情報収集を幅広く行う |
②実務の実施 | 課題を的確に把握し、実務担当者の中核となって、施策の企画・立案や実務の実施を行う |
③成果認識 | 成果のイメージを明確に持ち、複数の選択肢を吟味して最適な企画や方策を立案する |
判断
評価項目 | 行動 |
---|---|
④役割認識 | 自ら処理すべきこと、上司の判断にゆだねられることの仕分けなど、自分の果たすべき役割を的確人押さえながら業務に取り組む |
⑤適切な判断 | 担当する事案について適切な判断を行う |
説明・調整
評価項目 | 行動 |
---|---|
⑥信頼関係の構築 | 他部署のカウンターパートと信頼関係を構築する |
⑦説明 | 論点やポイントを明確にすることにより、論理的で簡潔な説明をする |
⑧交渉 | 相手の意見を理解・尊重する一方、主張すべき点はぶれずに主張し、粘り強く対応する |
業務遂行
評価項目 | 行動 |
---|---|
⑨段取り | 業務の展開を見通し、前もって段取りや手順を整えて仕事を進める |
⑩柔軟性 | 緊急時、見通しが変化した時などの状況に応じて、打つ手を柔軟に変える |
⑪業務改善 | 作業の取捨選択や担当業務のやり方の見直しなど業務の改善に取り組む |
部下の育成・活用
評価項目 | 行動 |
---|---|
⑫作業の割り振り | 部下の一人ずつの仕事の状況や負荷を的確に把握し、適切に作業を割り振る |
⑬部下の育成 | 部下の育成のため、的確な指示やアドバイスを与え、問題があるときは適切に指導する |
以上、13項目。
実は、上記の評価項目は、ある機関が公表しているものである。
それは、総務省。
この基準はけっこうスタンダードになっていて、よく聞くワードも多い。
ここで、「会社によって、評価項目って違うんじゃないの?」という疑問について、説明していく。
評価項目は、会社ごとに違うんじゃないの?
私は、大手企業が集うプライベートの人事コミュニティに参加している。
そこで、各企業の人事担当に話を聞くと、
昇格面接で面接官がチェックしている「評価項目」は、ほとんどの企業が同じような内容になっている。
特に、大手企業になればなるほど、その傾向は強い。
上記で紹介した項目は総務省のものであったが、一般企業の評価項目についてまとめてみたが、興味ある人いますか?
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今ここまで読んでくれているあなたへ。この段階で他の人よりも情報感度が高い人だと思われます。使える情報を集めて行動すれば、昇格試験は思ってるよりも簡単になります。行動あるのみです。
まとめ:評価項目を知らずして、有効な対策はできない
- 面接対策は、評価項目を知れば有利になる。知識ゲーである
- 大企業になればなるほど、画一された評価項目が存在し、同じようなものになっている
評価項目を知ったら、次は評価されるエピソードを用意すればいい。
以下の記事で説明している。
では、また。