「インバスケットできない人」の悩みを解決!人事課長が明かす2つの根本原因
多くの受験者が頭を悩ませているのが「インバスケット」だ。
インバスケットができない人
が増えている。この記事を読んでいるあなたも、もしかしたらそうかもしれない。
実は、これは現代社会を生きている人であれば、仕方のないことである。
そう、なぜできないのか?は、環境によるところが大きい
そして、その理由を知れば、突破口が見えてくる。
私は大手企業の人事課長として、インバスケットについて長く携わってきた。
今回は、インバスケットができない根本的な理由を徹底的に解説する。
この記事を読めば、あなたがなぜ「インバスケットができない人」なのか、本質が分かるはず
インバスケットできない理由①:「経験が無い」
インバスケットができない最大の理由は、単純に「経験が無い」ことだ。
多くの受験者が、この原因に気づいてない
なぜ経験が重要なのか。その理由を掘り下げてみよう。
(a) 「時間管理」の経験不足
インバスケットで最も重要なのは「時間管理」だ。しかし、多くの人はこの経験が乏しい。
なぜか。それは日々の業務で「時間管理」を意識する機会が少ないからだ。
なんとなく時間管理しているつもりでも、1分単位でのタイムマネジメントを意識しているか?
答えはNo、日常でそこまで逼迫した状況は稀である。
結果、インバスケットで細かな時間配分ができず、すべての課題に手をつけられないという事態に陥る。
(b) 「意思決定」の経験不足
インバスケットでは、限られた情報と時間の中で「決断」を下さなければならない。しかし、多くの人はこの「決断」の経験が少ない。
なぜか。それは日々の業務で重要な意思決定を任されていないからだ。上司の指示を「こなす」だけの業務では、自ら判断する機会が少ない。
結果、インバスケットで決断を迫られると、躊躇してしまい時間を無駄にしてしまう。
(c) 「全体最適」の経験不足
インバスケットでは、「全体最適」の視点が求められる。しかし、多くの人はこの経験が乏しい。
なぜか。それは日々の業務が「タコツボ化」しているからだ。自分の担当範囲だけを考えていれば良い、という風潮がある。
結果、インバスケットで会社全体の利益を考慮した判断ができず、部分最適な解答に陥ってしまう。
インバスケットできない理由②:「テクニックを知らない」
インバスケットができないもう一つの大きな理由は、「テクニックを知らない」ことだ。
多くの受験者が、効果的な解法を知らないまま試験に挑んでいる。
なぜテクニックが重要なのか。その理由を詳しく見ていこう。
(a) 「情報整理」のテクニック不足
インバスケットでは、大量の情報が与えられる。その中から必要な情報を抜き出し、整理する能力が求められる。
しかし、多くの人は効果的な情報整理のテクニックを知らない。単に情報を「羅列」するだけで、重要度や関連性を考慮して「構造化」する方法を知らないのだ。
結果、与えられた情報を活かしきれず、的確な判断ができない。
(b) 「論理的思考」のテクニック不足
インバスケットでは、「論理的思考」が不可欠だ。しかし、多くの人は論理的に考えるためのテクニックを知らない。
なぜか。それは論理的思考を学ぶ機会が少ないからだ。学校教育でも、会社の研修でも、具体的な論理的思考のテクニックを教えてくれる機会は意外と少ない。
結果、インバスケットで「なんとなく」の判断に頼ってしまい、説得力のある解答ができない。
(c) 「優先順位付け」のテクニック不足
インバスケットでは、複数の課題の中から優先順位を付ける必要がある。しかし、多くの人は効果的な優先順位付けのテクニックを知らない。
なぜか。それは日々の業務で、明確な基準に基づいて優先順位を付ける機会が少ないからだ。「とりあえず来たものから処理する」という方法では、このスキルは身につかない。
これも、何となくやっている人もいるが、インバスケット式にできている人はあまりいないです
結果、インバスケットで何から手をつければいいのか分からず、時間を無駄にしてしまう。
結論
「インバスケットできない理由」は以下の2つ。
- 経験が無い
- テクニックを知らない
この2つの観点から深掘りしてきた。
ぶっちゃけると、これらの原因は、普通に仕事をしているだけでは、教えられないことなので、身についていなくて当然。
つまり、
あなたが「インバスケットができない人」だとしても、しかたのないのこと
ということ。日本の企業の体質がわるい。
じゃあ、あきらめるかというと、試験項目にある限りそうは問屋が卸さない。
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